2階へ階段を登りたい

公開日: : 日々のこと

先日です。知り合いのPTさんに、時々家でのリハビリのお手伝いをしていただいています。彼女は月1回位訪問して頂いております。
実は私は「2階へ行くための階段の練習をしたい」と思っていました。そうして、階段にむかって「必ず歩ける様になるよ。必ず上まで登るからね」と、言っていました。いよいよその日が来ました。PTさんに「今日のゴールは階段を登りたい」と言いました。すると彼女は「やりましょう」と返事が返ってきました。

この階段は1ヶ月前に中段の踊り場まで登ったので、その上まであと7段をクリアしたらよいのだと あらかじめ心に決めました。そうして、登り始めました。手すりは左側しかありません。まず手すりを持ち、横を向いて右足を乗せます。そうして今度は左の足、つまり麻痺の足が左です。左足をしっかり乗せます。その時、本当に力が必要です。左の足は大変重く、やっとこ すっとこ ありったけの力を出しました。これは毎日家から外に出る時、段差があったり坂のきついのがあります。
それを「こんな坂、どんな坂」といった気持ちで登り下りして歩いているのが役立っている感じです。
そうして、必死になって一番上まで登れました。すごい感動てす。
念願の階段を登ることができ、2階の部屋を見ることができました。

ところが階段登りをクリアした2日後、身体中が痛くてまるで満身創痍といった感じです。歳をとると、筋肉疲労感は数日してから感じるのですね。半身不随とは本当に大変だと実感です。それを理解し、受け入れるところから始まるのですね。
自分で「がんばれ、がんばれ、しっかり、しっかり」これが口癖です。

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