やっと2階のお風呂につかりました
公開日: : 日々のこと
12月24日クリスマスイブのこと。作業療法では、午前中クリスマスにあやかり 他の患者さんと一緒にロールケーキを作りました。私も子どもが小さい時、ある12月はケーキ作りに忙しかったです。なぜなら、娘の誕生日とクリスマスがあるので2回ほどケーキを作っていました。しかしロールケーキは初めてのチャレンジです。卵をホイップしたりする時、なんだか昔にケーキを作った感覚が蘇って来たのは本当に嬉しかったです。脳出血を患い、ケーキ作りをして昔の記憶が蘇るとは本当に発見です。リハビリはどうしても目に見える機能訓練ばかりに気がいきますが、今日のケーキ作りは見えない脳の訓練になっていたかもと大変うれしく感じることができました。
そうして夜、娘が「2階のお風呂に入ろう」とすすめるのです。実は私は今まで家のお風呂につかっていません。シャワーには入りましたが、どうしてもお風呂に入るには勇気がいるので、今まで拒否し温泉に通っていたのです。しかし、この頃はもしかして自分でもお風呂に入れるかもという自信が湧いてきたのです。お風呂は2階にあります。なんの介護用品もありません。前にヘルパーさんと別宅でお風呂体験をしたのですが、その時は入浴用の椅子とか、お風呂の中に入れる滑り止めのマット、お風呂の中に置く小さい椅子などを借りたのですが、今回は何も借りません。そこで私は、娘と一緒ですが2階まで登っていることが少し自信になってきているのでしょう。あんなに家のお風呂を拒否してきたのに、今回はなんとなく自信が出てきたのです。それで自分なりにお風呂のイメージトレーニングをしたりして、お風呂の入り方をイメージしたのでは難無くスムーズに入浴でき大変嬉しく、大きな自信になりました。
これからは、もう少し頻回に入浴もしようと思えるようになったのが嬉しいです。
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