3日がかりで赤ちゃんが生まれました

公開日: : 自然なお産

実はこの2月に私どもの助産院であかちゃんが2人産まれました。一人は3人目の方のお産で、朝7時過ぎに入院し 午後2時ごろ大きな4.2キロほどの大きな赤ちゃんが産まれました。
3人目でもあり、最初 入院した時あまり陣痛が強くなかったのですが、その後静かに陣痛の波が乗ってきて 強くなり、午後2時頃無事に大きな赤ちゃんを産みました。彼女は前も大きな赤ちゃんを産んでおり あまり驚くことではないですが、産後の出血もそんなに心配なく、母子ともに元気に経過したので一安心でした。

次に予定日を1週間過ぎても陣痛がなかなか来ない初産の妊婦さんがおります。担当の助産婦さんは彼女に、毎日の散歩の奨励とスクワットと体力強化に努め、陣痛の促進に努めましたがなかなか、陣痛が始まりません。
助産師のお産は自然の陣痛の発来を待つしかないのです。ですから、それには妊婦さんが歩くことが一番の陣痛の発来になるのです。妊婦さんは、入院前は1日4時間も公園を歩いたそうですが、それでも陣痛が来ません。結局、予定日1週間と2日遅れで破水になり、軽い陣痛が来たと入院して来ました。それが2月28日の夕方。日曜日です。その後陣痛は強くならず1泊しました。

3月1日、まだ陣痛が来ません。お昼から少しご主人と一緒に山道をドライブし、気分を変えて山道を散策して帰りましたが良い陣痛は来ません。そこで受け持ちでない助産婦が来てくれて、妊婦の背中あたりにお灸をしてくれました。その他「牛蒡し」という漢方も噛んでもらいた。
「牛蒡し」は私はよくおっぱいが詰まった時に、お母さんにひとつみもらうと、乳腺炎で詰まった乳腺が通過することがあるのす。ある時、同じく陣痛の弱い妊婦さんに「牛蒡し」をあげてみたら陣痛が強くなったので、経験上でこの漢方が陣痛促進になるのかもという感じです。
やはり牛蒡子は子宮収縮に効果があると、スマホに書かれていました。
もし病院でしたら、陣痛促進剤を注射するかもしれませんが、助産婦は薬剤を使うことができません。そこで、最終手段として、私は受け持ちの助産師に鍼灸受診を勧めました。
私も、今まで陣痛が来ない人か 陣痛が弱い人に、鍼灸に行きました。その後 陣痛が来て、無事に産まれた方が何人かいらっしゃったので勧めました。結局18時30分に予約が取れ鍼灸に行き、約1時間ほど施術してもらい助産院に戻りました。戻った時は、少し陣痛が強くなったような気配が感じられたので今晩はもしかしたら生まれるかも、と推測したのですが、また夜が明けて3月2日なってしまいました。

そこに、難産の時に頑張るベテラン助産婦が登場しオロナミンCドリンクを妊婦さんと、受け持ち助産婦に渡し「さあ〜!元気を出して、陣痛の時息んでみよう」と、妊婦さんを励ましながらお産へ誘導し始めました。赤ちゃんの頭が見え隠れして来ましたが、やっぱり陣痛の間隔が5分おきぐらいでなかなか生み出そうとするような陣痛が来ません。しかし、ベテラン助産婦の誘導で少しずつ、妊婦さん本人も 自分で産もうと言う気になって来たようです。最終的にが、自分で赤ちゃんを押し出し、産み落としました。
本当にご苦労様でした。妊婦さん本当に頑張りましたね、ご主人さんもよくお付き合いして下さいました。

もちろん受け持ちの助産婦さんもよく頑張りました。このように陣痛が来ない妊婦さんは初めての経験のはず。この度は彼女にとって大変な勉強になったでしょう。やはりお産は待つことが大切で、助産婦の持っている 自然陣痛への方法を全てやってみることがいかに大切かを実感したでしょう。妊婦さんも、受け持ち助産婦も待つ事、諦めない事、必ず生まれると信念を持つ事、それが大切である事。

こんなに頑張ったお母さんは大切な宝物をいただいたと言えるでしょう。本当におめでとう。また、心より感謝をしたい気持ちでいっぱいです。
産婆の仕事はありがたいし、自分だけがお産ををしているのではなく、やはり 誰かに助けられているのではと感じると思います。

産前マーク
お産はリラックスが大事

私は3年前アメリカ、ケンタッキー州のKさん宅を訪れました。目的は私の助

産後マーク
太郎坊宮でK一家7.5.3詣

さて昨日は太郎坊で大泣きをしたことを書きました。今日は日曜日早朝より太

繋がりマーク
太郎坊で号泣

今日も爽やかなお天気で夫と一緒に太郎坊登りです。最初の数段を登るのに軽

産前マーク
娘へ、ありがとう

彼女が東京から2020年9月に突然「私家に帰るわ」の一言で家出のような

産後マーク
太郎坊がんばりました

2日前に一週間ぶりに太郎坊へ行きました。1週間ぶりの太郎坊でした。すっ

  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

PAGE TOP ↑