産み直し

公開日: : 自然なお産

私たち助産婦が担当した妊婦が、自然な出産をして その上 母乳で育てている娘を見たりすると、母乳が出なかったので母乳で育てられなかった実母は「もしかして自分も娘のように、助産婦が母乳ケアをしてくれれば、母乳で育てられることができたかも」と、もう一度自分のお産や、子育てを振り返る機会が与えられているようです。
また、特に若い母親はマタニティブルーになったり病気になったりして、小さい時の子育てが出来なく 自分の親や施設に預けざるを得なくなったとき、一番大変な子育ての時期を通過しません。年老いて 今度は娘が出産を迎えたとき「どうして娘にサポートするべきか自分は何もわからない」と実母が訴えることがあります。

私は、そんなとき「もう一度娘さんと一緒に自分でも産み直す気持ちで赤ちゃんを可愛がってください」と言います。
女性にとって小さい赤ちゃんの時の子育ては、本当に大変です。もちろん出産も大変ですが、子育ては赤ちゃんが泣くし、おっぱいが足りているかどうか不安だし心配だらけです。しかし、女性は段々 自分が動物であることに気づき、自然におっぱいを与えることができてくるのです。
この動物的なことが非常に大切なのですが、それに気付かず 早い時期から 赤ちゃんを保育園などに預け 仕事をしている女性は、一番大切な子育てをせず年老いていくのです。

私は、いつでも気づいたら吉日と思い、その時 娘に教えるのでなく、娘と共に産み直して 子育てをしてほしいです。
すると、色々な発見があると思います。
今「保育園、保育園」と若い母親が大切な子育てから仕事を優先にしているのをみるにつけ、大切なことを失っているような気がします。

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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