アメリカの自宅出産①

公開日: : 自然なお産

今の季節、ちょうど3年前を思い出します。
私は、アメリカ ケンタッキー州に在住のKさん宅を訪ねたのです。彼女はご主人がアメリカ人で、最初のお子さんを私の助産院で出産し、その後二人目のお産も私の助産院でお産しました。
彼女はその後二人のお子さんを連れてアメリカケンタッキー州に御一家で帰国しました。そして、今度は三人目のお子さんに恵まれました。彼女は「三人目は自宅で水中出産する計画だ」と私に連絡してきました。
私は5月のお産予定者がなかったので「アメリカでKさん宅にホームステイして出産に立ち会いたい」と希望しました。
現実にアメリカの自宅出産を見学したかったのです。Kさんご夫婦は私の無理な願いを快く受け入れてくれました。
私は成田から単身でJALに乗り、それもビジネスに乗り、ラスベガスでアメリカンに乗り替え、ケンタッキーに行ったのです。今思い出しても、よく一人で行けたなあーと考えます。それにしても、JALのビジネスはとっても良かったです。ゆっくりと身体を伸ばして長時間の飛行なので、ジェットラグはなくとっても快適でした。ビジネスでの飛行を勧めてくれたのは夫です。それには感謝でした。
やはり高齢者であるためビジネスを勧めてくれたのでしょう。ケンタッキーの空港にはKさんが出迎えにきてくれました。
彼女のお腹は結構大きかったです。予定日は5月上旬だったと思います。
Kさんの自宅に到着し、2階の一室が私のお部屋です。彼女のお家はアメリカンスタイルの1戸建て。周りは広い芝生で 日本の住宅と比べ物にないくらい広く、周りもきちんと整備されています。どちらかと言うと、ケンタッキーの田舎なので敷地も広く優雅な環境です。彼女の家に到着し、彼女と同じ生活のスタートです。一年生のお姉ちゃんをご主人が学校に送り、その二人目のお子さんはまだ5歳の男の子。この子は近くのご主人の弟さんの家に送ります。この家庭では3人の子供が家でお勉強をやっており、それをアメリカではホームスクールと言って、お母さんが家庭勉強を教えているのです。ちゃんと1日のスケジュールがあり、5歳くらいから10歳までのお子さんを家庭で学んでいるのです。教科書もあり、互いにホームスクールの人達とのコミュニケーションも良く、仲間同士お母さんの中に専門の科目を教えてもらったりしている様です。子ども達が何やら、石を持って興味深くいじっているのを見て「何なの?」と聞くと、それは化石だったのです。「近くの山に、化石を取りに行って来た」と話してくれました。私はびっくり、ホームスクールの歴史が長いアメリカで学校にとらわれない教育がなされているのには驚きでした。しかしお母さん自身、大学を卒業し子どもの教育についてしっかりしたものを持っている様で、自分の不得意なものは、友人のお母さんの助けをもらったりしている様でした。またこの様な教育を政府も進めて教科書もあり、アドバイスもしている様です。
私はほんの少ししか見ることができなかったですが、日本も子ども達が不登校になっている子が増えている中、もう少し学びの形を考えることが出来るのではと思いました。

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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