山の階段、初めて降りる
公開日: : 日々のこと
土曜日午前8時、太郎坊の階段を上ることが出来ました。左の手を階段の手すりを使って、参集殿まで上ることが出来ました。大体350段くらいだと思います。夏休みだからか、朝8時でも、中学生達が集団で山登りをしていました。
そして日曜日の朝、今度は朝7時に予定をしていたのですが、少し寝坊をしてしまい結局9時に家を出発しました。相変わらずお寺の前から階段を登り始めました。ところがまだ100段くらいまで登ったのですが、臀筋のあたりが痛く、上に足を運ぶことが出来ず、大変でした。私が、太郎坊を登り始めて初めての経験です。一緒にいた夫に「もう上に登ることが出来ない」と初めて弱音を言いました。夫は「それでは無理は良くないから下に降りよう」と言ってくれた。
しかし私はこの階段を上に登ることばかり訓練していたので、一回も下に降りたことがありません。大体100段くらいまで階段を登ってきたのです。これから上には行けません。だから階段を下に降りなければ帰れません。絶体絶命です。
私は初めての階段を下に降りる決断をしました。そうして恐る恐る階段を降り出しました。一段一段とゆっくり降りられました。私は内心嬉しくなりました。初めての階段下りのチャレンジです。階段を上れば必ず下りなくてはいけないと思っていましたが、今まであえて階段下りの訓練せずに来ました。しかし不思議ですね。上に上がれない体調になり、下に降りるには絶対絶命という覚悟ができなければ階段を下に降りることが出来なかったと思います。
私は、ふと「お前は登ることができるのはわかった、だから今度は階段を下に降りなさい」と誰かが言ってくれ、上に行くための足が動かなくなったのかもしれません。そうして、私は夫と一緒に階段を降りてきました。ちゃんと100段くらいの階段を降りてくることが出来ました。私は心から感謝です。
階段降りのチャレンジができたことは私の大きな自信になったと思います。
しかしどうしてお尻の筋肉が痛いのか分からなかったが、今日デイケアで10分程柔道整復師の方に臀筋をマッサージしていただいた時、実際に何処の筋肉が痛いか理解できたので、少し気分的に安心しました。
今度はその臀筋を柔らかくするよう努力しようと思いました。ストレッチとかして。