春爛漫デイケアの1日
公開日: : 日々のこと
今日は4月6日、大変良いお天気です。
外気温は21度で5月の陽気だそうです。今日は春爛漫の桜を見に行こうと車に4人のデイケアの利用者が相乗りして、桜並木の美しい場所まで連れて行ってくれました。2日前に同じ場所に桜を見にきましたが、その時はまた桜が2.3分咲きでちょっと残念でした。しかし今日は満開に近いです。週末でないので周りには人々はおりません。ここは信長の館の駐車場です。駐車場の回りの桜見物です。車から降りて、少し周りをくるり、桜の咲いている様子を見て、その美しさに感動しました。本当に春爛漫とはこのことです。周りにはで鶯の鳴き声が聞こえます。ある方は本当に久しぶりに鶯の鳴き声を聞いたと感動していました。
いつもは、デイケアでマシンを使って筋トレです。朝9時から12時まで3時間のトレーニングです。利用者は7人から10人まで脳卒中の人、大腿骨骨折の人、パーキンソン病の人それぞれ病は異なります。年齢は88才から68才まで、頑張っています。ある人は、少し認知かしら?と思っていた方が、段々日々デイケアに通うようになってから、認知のような言葉が少なくなり、今ではあまり認知症の症状が少なくなってきています。筋トレは脳トレ、認知症予防、または癌の方にも、筋トレが良いと聞きます。
私達はこのデイケアで筋トレだけをするのでなく、お互い、色々な昔の思い出や、家族のことなど、結構オープンにざっくばらんに大声でお話ししたり、笑ったりします。これが本当に良いのだと思います。また時折、春には桜見物に秋には紅葉狩りにと、近くのお寺や桜並木までドライブしてくれます。高齢になると、家の人が必ずしも高齢の人を連れて、紅葉狩りや、桜見物に連れて行こうという心の余裕がないと思います。ですからこんな時はできるだけ、デイケアの利用者さんと家族の事などオープンにお話ししています。楽しいです。
今日も一緒に車で桜見物に行く途中、ある80代の利用者さんは娘との折り合いが悪そうなのです。その愚痴を話しておりました。高齢になると、母が認知でもないのに、何故か認知だと娘の方が決め込んでしまい、親の財布や銀行の通帳を取り上げてしまっている人が多いのではと思います。 それって、本当に問題だなぁーと色々話を伺いながら、感じています。 高齢者にはケアマネジャーがおり、その高齢者のサポートをするようになっているのだと思いますが、何故か娘や、息子が、親をどう思っているか、つまり、なんだか高齢者は同じ自分の子供でも、簡単に通帳を取り上げられて、自分の大切なものを取り上げられなんとも言えない現状を、どうにかならないのか、私は感じるのです。