10分マッサージから顧みる

公開日: : 日々のこと

今日は5月2日、世間ではゴールデンウィークです。
私は今日はデイケアがお休みですが、お天気も良いので近くのジムに夫の軽トラで行きました。最初は膝が痛いので「今日はやめる」と大きな声で言いました。そうしてトイレに入り足を揉んだり膝をさすったり動かしたり、いろいろして、トイレから出てくると、膝の痛みが軽減しました。何となく気が変わり、「お父さんジムに行きましょう」と声かけました。お父さんは「こんなに良いお天気は家の中にいない方が良い」と言いながら私の上靴、水などを準備してくれました。
軽トラで30分ジムに到着です。ジムではもうすでに高齢の女性たちが数名来て準備体操とゲームのような物をやっているようで笑い声が聞こえていました。私はまずベンチに座り自分の自主トレを始めました。ボールを膝に挟んで左の手でそのボールを抜きとる訓練や足踏み、足のマッサージ、と約20分くらいして今度は大鏡の部屋に行き鏡を見ながら杖をついて歩く練習です。行ったり来たり自分の姿を見ながら歩く練習。
少し休んで水を飲んで今度はマシンに変わろうかと思ったら、ストレッチの順番が来たので、ベットの方に行きました。20代の若い女性の方がやってくれるストレッチマッサージです。たった10分ですが私は大変心地よく短い時間ですがとっても気持ち良かったです。彼女はソフトボールをセミプロ的にやっている方だそうで、常日頃マッサージを受けているのでしょう、とってもゆっくり心地よくマッサージで気持ち良いのです。つまりご自分もよくマッサージされたので受けての気持ちがわかるのかもしれません。
私は産婆を長くやってきました。本当に相手の妊婦を気持ちをリラックスさせるマッサージをしてきたか疑問に思います。つまり人間の体を触るときにはこころをゆっくり持ちその方に接する事が大切だと思いました。彼女は特に専門職として学んだわけでもなく、ただ気持ちを伝えるようにゆっくりマッサージするのです。受け手のヒトはセラピストの心を肌で感じるのです。やはり心を込めると、受け手側は感じるのです。今の世の中、忙しいことが先になってきて、心を込めるとか、ゆっくりリズムをないがしろになっていないか?とくに看護、助産、理学療法等々の専門職の方々自分達が行っているセラピー。反省した時がありますか?私は回復期の病院に5ヶ月入院していました。1ヶ月急性期の病院での看護師は患者のケアよりコンピューターばかり覗いてる感じで、何が看護か?残念ながら問いたい感じでした。
もっと肌の触れ合いを大切にしていく看護はもう無理なのでしょうか?私は古い人間となるのかもしれません。私も助産師の教職に立ちました。産婆はこころが大切、そうして妊婦の体をマッサージするときは心を持ってさすりましょうと。しかし妊産婦間は放置されて悲劇的なお産を体験した女性たちが沢山います。やはりこれから母親になる女性が幸せなお産をしてこそ、もっと産みたくなる社会が来るのです。いくら近代医療の中で放置されたお産は不幸です。幸せではありません。やっぱりスキンシップのあるお産は幸せなのです。たった10分のマッサージが幸せを教えてくれました。もっと専門職の皆様何が大切か考えませんか?世の中が変わるかも知れません。

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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