産婆と語ろう会(後編)

公開日: : 日々のこと

2024年12月14日市立図書館2階会議室で行われました。

【66歳Bさんの体験談】
彼女は妊娠中、精神的な悩みがあり、なかなかその悩みがとれず、妊娠して病院に行くと「医師からいつもどうして体重が増えないのか?赤ちゃんも大きくなっていない。と何回も言われました。診察時間も短く、私の悩みなど聞く余裕もなく、自分は出産までその悩みを持ったまま食欲もなくお産になり、赤ちゃんは未熟児で2300gで生まれました。未熟児なので、赤ちゃんは大きな病院に転送されました。
彼女は退院して毎日赤ちゃんに母乳を冷凍して運びました。「どうして、妊娠期にゆっくり私の精神的な悩みを聞いてくれなかったのか、66歳になった今でも後悔が残る」と、語ってくれました。

体験談ありがとうございます。
この方はグループでは具体的にお話ししませんでしたが、たまたまお産子の助産師が隣におり、すいぶん長い悩みをその助産師に訴えている様子を見て、本当に女性にとって お産の時の辛い心を吐き出すところが必要だなぁーと実感したのです。

【Cさんの体験談】
この方は3人のお子さんがあり、1人目は病院で出産、2人目は助産院、3人目を自宅出産で産みました。
どうして助産院で産んだかと言いますと、彼女は最初のお産について何にも学ばないで、医師が言うまま赤ちゃんを産んだそうです。ですから出産の体の準備も、心の準備もせず病院に行き、陣痛が弱いからと、促進剤をされ、また心音がおかしいと、吸引分娩になった様です。その吸引分娩も簡単に生まれず、時間がかかった様です。そうして、赤ちゃんは生まれましたが、今度は数日して、赤ちゃんに黄疸が出てきて、光線療法となり、大きな病院に移され彼女は病院を退院して赤ちゃんのところに母乳を冷凍して、病院に運びました。しかし赤ちゃんを自分でよく抱くことも、出来なかったのです。
赤ちゃんが退院してきて、私は赤ちゃんが可愛いと思えなかった気持ちがあり、どうしてかと考え、2回目はお産の時はお産の勉強をし、助産院でお産をした。
そうして3人目を自宅出産をした時はお産の幸せを知り、赤ちゃんがとっても可愛く思ったそうです。

体験談ありがとうございます。
動物の親子はお産直後離れません。その時に愛情ホルモンが沢山出るそうです。ですから、母と子と離す事は控えたいものです。最後に本当のお産を体験できて良かったですね。
今回初めてのお話会でしたが、大変楽しくお話をはなしたり、聞いたりすることができました。
女性であればお産は愛情の一部ですよね。私は自然なお産をして生き方が変わりました。これからもできたら産婆と語ろう会をしたいです。
ありがとうございました。

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産婆と語ろう会(後編)

2024年12月14日市立図書館2階会議室で行われました。 【

産婆と語ろう会(前編)

2024年12月14日市立図書館2階会議室で行われました。メンバーは

  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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