クリスマスイブのデイケア

公開日: : 日々のこと

私は脳卒中になり、4年10ヶ月です。週3回のデイケアで午前中、筋トレを3時間やっています。しかし週に一回一日中のデイケアに通っています。それは朝9時に家に迎えに来てもらい入浴、お昼を食べ、帰宅は18時です。
今日は火曜日1日のデイケアです。私はこのデイケアでいろいろ体を使う運動がたくさんあります。朝の体操から始まり棒体操、ボール体操と続きます。なんらかの運動が目白押しです。そうして私は体調が良いと杖を使ってトイレやお風呂に行きます。しかしお風呂の後は、杖より車椅子で自分のテーブルまで戻ります。今日はクリスマスのイベントがお昼を食べて、13時から始まりました。私は杖で行動しようと思いましたら、私の後ろで理学療法士の方が「もしかして、ゲームで何か賞品をもらう時は杖でいるより、車椅子の方が動きやすいから、車椅子でいたら?」と助言してくれたのです。私はその時「彼女は私が賞品を貰うのだと思ってその様な言葉をかけたのかしら?」ちょっと不思議に思いましたが、彼女が言う様に私は車椅子を利用することにして私のテーブルに近づきました。いよいよイベントが始まりました。私は実はビンゴゲームをあんまり具体的に知らなかったのです。何年前かに町内会の夏祭りで1回かやったことがありますが、なんだか具体的にどうしたら良いのか?忘れてしまっていました。
隣の83歳くらいの彼女や、スタッフに教わりながら番号に穴を開けながら段々思い出してきました。だいたい番号が8割がた出てきましたが、私の番号カードはなかなかリーチとかになりません。結構リーチの方が増えてきました。私はあまり周りに気を取られない様にし、スタッフの方が次々に番号を読み上げるてくれる番号を探しながらその番号を探したら、番号のとこに穴を開けます。隣の彼女はリーチと言いました。私は何がリーチなのかわかりません。後でよく聞いたら、その意味がわかりました。そうして私にはまだまだリーチがでません。他の方は次々とリーチが出てきました。スタッフがリーチと言った方に参加賞として紙できた袋の様なものをあげていました。私のカードはなかなかうんともすんともしません。スタッフの方が読み上げる番号を探しながら穴を開けていましたが、私は気持ち的に焦ることもなく、私の気持ちは無になることが必要だと思いながら、周りの方のところに気がいくのをストップさせ、スタッフがいう番号を探していました。するとどうでしょう、急に二つの番号に穴を開けることができました。ビンゴです。大当たりです。なんと私は周りの方のリーチの方よりもすごいのです。私の車椅子を誰かが押してくれます。私は隣のテーブルまで賞品をもらいにいきます。そこにブティックの様にお洋服が十着ばりハンガーに吊るされています。その中から、自分が欲しいお洋服を選ぶのです。今日はクリスマスイブ、私は明るい赤のお洋服を選びました。何と奇跡が来たと思えました。私はこの頃新しいお洋服が欲しかったのですが、なかなか自由に買物に行けません。それがここで赤いお洋服が天から降ってきたみたいです。これはサンタさんからのプレゼントです。嬉しいです。感謝感激です。大声で喜びました。子供の様に満面の笑顔、私は運がついていると感じました。欲を無くして無になる。
ここでまた学びになりました。しかしあの理学療法士の方の一言も不思議です。「賞品をもらう時は車椅子が良いかも」と言った言葉にはびっくりですね。彼女は私があたかも賞品を貰えるだろうと思ったのかしら?
それにしても素晴らしい出来事を感謝です。奇跡です。
今年も週一回のデイケアでしたが、とっても楽しく過ごすことができ、またプレゼントまでいただき、感謝感激です。来年も楽しくデイケアに行きたいです。よろしくお願いします。

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