妊婦の太郎坊登り

公開日: : 日々のこと, 自然なお産

4月中旬の日曜日のことです。大変良いお天気に恵まれました。
朝、夫から「今日はお天気が良さそうだから、午前中から太郎坊へ行こう」と声がかかった。私は、部屋の中でちょっと寒いので、あまり良い返事をしなかった。でも、外は太陽があり暖かそうなのでもしかしたら外が暖かいかもと思い、外出することに決めたのです。やはり外にでると、暖かい陽射しでなんだか嬉しく気持ちがウキウキするのです。でも今日はひさしぶりの日曜日がお天気だから太郎坊へ来る人も沢山かもと心配しながら、彼の運転する車に乗りました。案の定沢山の人出です。駐車場も一杯です。さて私達がいつも駐車する所の場所があるかしらと心配しましたが、どうにか止めることができ、安心し、下車し、お寺の前を通って、階段を上り始めました。

すると、夫が「あ、妊婦さん」と小声で言うのです。私はいつも階段を登るときは、下を見て登っているので、殆ど他の人な様子はわかりません。しかし夫の声をきいて顔を上げ妊婦さんを見ました。彼女のお腹は結構大きそうでした。私は太郎坊で妊婦さんに会えると、大変嬉しくなり自然に笑み浮かべたと思います。すると彼女が突然私の名前を呼ぶのです。私はびっくりして「どちら様?」と彼女の名前を聞きました。彼女は何処かで私にあったそうで、それで私の名前を覚えていたようです。彼女の予定日は4月の下旬の様です。2人目のようで助産婦さんとご主人と上のお子さんと一緒に、お産の身体鍛錬の為に太郎坊登りをしているのです。私は彼女に「山登りをしたりして身体を鍛錬すると安産になるとおもいます」と励まし、その場を別れました。

考えてみましたら私が妊婦さんと、お産の身体作りの為に太郎坊上りを始めて16.7年になるとおもいます。
今では毎月第一日曜日妊婦と助産婦と一緒に太郎坊登る会が、若い助産婦と開かれています。
それも恒例になりました。頂上まで749段のかいだんがあります。
最初はまさか妊婦がそんな危険なことをするのはと思った高齢の人がおりました。しかし、お産と山登りは大変似ています。ゆっくり呼吸を整えながら階段を登る時、自分のお産のイメージを描きながら登ると 大変お産に役立つのです。
階段は山の森に囲まれており、森林浴に最適です。マイナスイオンが妊婦さんの心を癒してくれます。

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