お産子の家で講演

公開日: : 日々のこと

共同助産所 お産子の家 開業1周年記念イベントにて「朝比奈助産師の講演会」とマルシェがありました。
私は脳卒中になって沢山の人々の前に出るのは初めてです。それも約1時間ほどお話しするのです。
しかし私は大変楽しかったです。何しろ私は口から生まれてきたような人なので、お話をすればそれが楽しくお話しができるのです。、それも、長く培ってきた産婆業なのかもしれません。それにしても、本当に沢山の人が集まってくれました。お産子の家は沢山のお客さんでいっぱいでした。そうしてテーマは「魂、命」です。
最初、さて何をお話ししようかと迷いました。別に新しいことをお話しするでもなく、私が体験した脳卒中のこと、何か挫折を体験した時、ポジティブに自分で思えるように、その挫折をプラスに楽しむことができると良い。また人生は古代インド思想から4樹期に分かれている
1)学生期 8歳まで
2)家住期 25〜50歳
3)林住期 50〜75歳
4)遊行期 75歳〜

一番、林住期が大切な時期50までに人生で学んで活躍し子育てを今度は自分人生の完成期で楽しく人のために、如何に生きるかその時期が大切な時期である。
五木寛之はこの時期が一番重要であることを説いています。
私たちはあまり人生を広い目であまり見たこともないですね。しかし私はこの古代インド思想を考えると今どこの時点に来ているか?そうです、私は遊行期です。もうすぐそこに、死が待っているのです。もうあたふたするのでなく、自分の終末のために何をするか?そうです。自分の人生を振り返ったり自分の周りを整理したりそれも大切の時期なのです。
1時間の講義の為に私自身が沢山学びました。
それにしても、私のような高齢になっても、お話しをしてほしいという依頼があるだけでもうれしいことですし、脳トレになります。また。沢山の方が「産み方は生き方」の本買ってくださり、サイン会も大盛況で私は本当に幸せだと実感しました。そうして、若いお母さんと、一人一人お話ができてそれも、産婆冥利につきません。
遊行期は高齢になり若いものに残してゆくものを伝えることの大切さも入ってあるそうです。そうすると、私はこの四期になんだかピッタリだと思いました。

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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