車椅子で吹奏楽演奏会へ(前編)
公開日: : 日々のこと
2026年3月1日、私は知り合いの人と一緒に車椅子で「東近江市吹奏楽団」の第二回定期演奏会に行きました。私は脳卒中になって6年、初めての生の演奏会でした。
このお知らせは、たまたまアピアの4階のETWAS NEUESで知り合いのOさんとコーヒーを飲んだ後、近くにいろいろなチラシが置いてあるのに気がつき、そこで東近江市吹奏楽団の定期演奏会があることを知ったのです。
そしてその指揮をする人はMさんです。
私はびっくりしました。彼女は本来ならオーボエ奏者です。それが東近江市吹奏楽団の指揮者のようです。私はもしかして、彼女が中心になって東近江市吹奏楽団を立ち上げたのかもしれないと直感し、ぜひこの演奏会に参加したいと思ったのです。
彼女はうちの娘より少し年上なのですが、娘が小学校の時からの知り合いで、彼女は時間がある時、我が家を訪れて雑談をして帰ったりしていました。しかしこの頃はお忙しいのでしょう、雑談に我が家を訪れることはなくなりました。
その間、Mさんは東近江市吹奏楽団を立ち上げるために一生懸命だったのでしょう。
私はぜひこの演奏会に参加したい気持ちが湧き上がりました。そこで、私とアピアでコーヒーを飲んでいたOさんに、日程が空いていないか伺いました。すると彼女の日程が空いていることがわかり、一緒に演奏会に行けることになりました。そうして演奏会の日を待ちました。お天気に恵まれ、これもありがたかったです。
しかし演奏会に参加するためには車椅子が必要です。私はあらかじめMさんに文芸会館に車椅子の予約をしてもらいました。そうして当日はOさんの車で家から文芸会館まで送ってもらい、Oさんが早速文芸会館の車椅子を借り、簡単にそれに乗せてもらいました。少し軽食を食べ、車椅子で待っていると、係員の方が「車椅子の方はあちらの場所でお待ちください。後ほどご案内しますから」と言われましたので、私とOさんはその場所に行きました。
すると、もう一人の車椅子の方がおりました。
その方は茗荷村のUさんです。Uさんの娘さんは、東近江市にある「お産子の家」で赤ちゃんをお産した方です。大変懐かしかったです。私は彼女とは数十年前からの知り合いです。
ご主人が車椅子での参加でした。ご主人も脳出血して6年くらい経ったようです。ご主人と直接お話ししたのは初めてです。彼は学生の時も音楽が好きで合奏団に入っていたとのこと。素晴らしいですね。
奥さんがご主人のために車椅子で吹奏楽団の演奏会に参加するのですから、私はなんとなく心が温かくなりました。
私も同じです。私は一人では吹奏楽団の演奏会に参加できません。私もOさんが車椅子で吹奏楽団に参加させてくれることを心より感謝しました。
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