素直な心
公開日: : 日々のこと
今日は3月5日、お天気は晴れ。しかし冷たい風が肌に沁みます。私たち高齢者3人は、私の家の前にある居酒屋レストランのランチに行きました。この3人の年齢は76歳、72歳、82歳です。
72歳のMさんは長年、賄いの仕事と食堂に来るお客さんの接客をして数十年、やっと数ヶ月前にそのお仕事を辞めました。また76歳のTさんは助産師の資格を持っています。時間があると少し開業助産師のお手伝いをし、他には産婦人科診療所のパートの助産師として週に数回通っており、日々忙しくしています。
さて、私は82歳で、6年前までは開業助産師として働いておりました。しかし77歳で2回目の脳卒中を発症して6年経ち、杖でやっと歩行しています。今日行ったレストランは私の家の前にあります。目と鼻の先です。私のリハビリにちょうど良い距離で、友人にサポートしてもらいながら、杖でレストランに入りました。
私はこのレストランには3回目です。今回はMさんが「ぜひ三人でランチをしたいね」という声で実現しました。待ちに待った日です。3人ともハンバーガーを注文しました。
3人はランチを食べながら雑談に花が咲きました。Mさんが最近読んでいる「斎藤一人」さんの本のことをお話ししてくれました。その本の中で「人間は素直が大切だ」という言葉に感動した、とのお話でした。
私も、以前、妊娠9ヶ月の方が私のところに来たことをお話ししました。
お産の準備学習のためには、最低お産の前5ヶ月くらいからお勉強をすると、心も体も間に合うと思っていましたが、彼女は妊娠9ヶ月くらいでお姑さんと我が家を訪れました。私はお産までたった1ヶ月しかない妊婦さんに、お産についての知識や心の持ち方、お産に向けての運動などを丁寧に話しました。
するとその妊婦さんは私の言っていることをすぐに理解し、日々お産のための体づくりとして運動や呼吸法を実践していることがわかりました。
私はここで、本当に大切なのは、どんな人でも素直な気持ちが大切なのではないかと、彼女から学びました。
そうしていよいよお産の予定日です。その予定日から1週間が経ちました。病院の医師はそろそろ入院して陣痛促進剤を使いたい旨を、ご主人にお話ししたようです。
しかしその妊婦さんは、「私はできるだけ自然なお産をしたいので、促進剤は使いたくありません」とはっきり言ったそうです。
私は彼女の決意がしっかりしていることを感じました。そして私は「あなたの気持ちがしっかりしていれば、あなたとお姑さんが一緒になって太郎坊宮に二回くらい登り降りしてみたらいかがかしら?」と私の考えを言いました。
すると、お姑さんとお嫁さんの二人で太郎坊宮に行き、二回ほど上り下りして家に帰って来ました。すると夜中に破水して、朝方、赤ちゃんが生まれました。赤ちゃんは自然の陣痛で生まれました。またお母さんは会陰切開もせずに赤ちゃんが生まれました。
本当にめでたし、めでたし、感謝感謝です。このようなお産ができたのは、やっぱりお姑さんもお嫁さんも素直な心を持ってお産に頑張ったからでしょう。と私の方こそ学びになりました。
人生、いつになっても素直な心を持ち続けたいですね。
今日のランチでの雑談は大変有意義なお話でした。やっぱり時々、高齢者の女性同士で雑談することの有効さを感じた日でした。またの日を楽しみにしたいです。
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