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トイレの自立

公開日: : 日々のこと

半身麻痺になると、最初はどうしてもおむつのお世話になります。しかし、それが段々リハビリを受け、身体がしっかりしてくるとトイレで両脚立つことができる様になります。そして、段々と自分一人でして、トイレができる様になります。それもやはり数をこなすことが大切です。最初は、患者が自分でトイレに行き、全て、看護婦さんに委ねることが多いです。

看護婦さんは日頃患者さんのお世話をするお仕事です。リハビリの患者は出来るだけ自分の力で生活のことをしたいのです。ですから見守りが大切になるのです。しかし、これって中々難しいのです。何しろリハビリの患者が自立するには、時間がかかるのです。つまり、看護婦さんが気長に待つことが大切なのです。それは子育ての時と同じなのです。子供が何かしようとする時、母親が、すぐに手を出すと、子供はなかなか自立しないようです。
私のトイレでの自立も、どうしても看護婦さんに甘え、自立ができなかったのです。

ところが3階にあるリハビリのお部屋の近くにあるトイレに男性の理学療法士と行く機会がありました。その時「どなたか女性の介護の方を呼んで頂きたい」と依頼したのですが、なかなか来ないので 私は自分で覚悟して自分でトイレをしようと、トイレに立ち、右足に力を入れ、左足を前に、右足を後ろにと、号令をかけながら、自分でズボンを下ろし、用を足して、またおじぎをして立ち ズボンをあげ 自分でトイレを自立することが出来ました。
つまり、麻痺した身体を自立するには並大抵の努力が必要です。しかし、ある時には 真剣勝負、覚悟が必要だということです。
たかがトイレ、されどトイレですね。

>>助産師 朝比奈ドキュメンタリー01から読む

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