助産師 朝比奈ドキュメンタリー34

公開日: : 日々のこと

【76歳にして2回目の脳内出血をした助産師 朝比奈のドキュメンタリー34】

右足の膝が痛い。
朝ベットから起き上がろうとしたら、右足の膝に違和感を感じました。そして、しっかり立つ事が出来ません。麻痺した左足もふにゃりとして立てません。

トイレに行っても立てないので 看護婦さんの介護が必要でした。今まで装具を使い歩く練習を毎日してきました。左足は麻痺しているので右足が頼りでした。この足も、この病気になる前から 腫れたり 水が溜まったりした事がありました。リハビリでは少し痛みを感じたこともありましたが我慢していました。今日は悲鳴をあげたのかも知れません。

私はここにきて始めてショックでした。今まで順調に来ていたのですが、先への不安が大きくなってきたのです。

午前中ゆっくりベッドで休むことにしました。考えてみたら、この様な状況を推測もしなかったので突然の出来事でビックリしたのは正直なところです。「これから歩く練習が出来るか?」お先真っ暗な気持ちになったのです。

そこで友人に電話したりしました。彼女は「自分が世話になっている足をいつも撫でたり、足に感謝の気持ちを言ったりする事が大事だ」と言うのです。彼女の言葉で私はいろいろ気づかされました。やはり持つべきは良き友ですね。私は、どちらかというと結構頑張ってしまう方です。もう少しゆっくりすることが大切ということに気づきました。全てのことを受け入れる事。そうして、なすがまま なされるまま それが大切かも。

昼まで休んだあと、足は動きました。感謝を忘れない様に。

>>助産師 朝比奈ドキュメンタリー01から読む

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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