太郎坊宮はじめてのチャレンジ
公開日: : 日々のこと
今日は病院の通所リハビリはお休みなので朝からゆっくりして薪ストーブに当たって暖をとっていました。ところが急に3月お産予定のhさんの事が頭に浮かびました。彼女は、一回逆子になって直り「その後お産のため体作りをちゃんとやっているかしら?」私はちょっと不安になってきたのです。つまり私のところで自然なお産をしたい方は、自分で日々の散歩やスクワットをやったりして、自分で身体を鍛えお産にそなえるのです。
「自分で産む」という気構えと覚悟が必要なのです。
一般に多くの病院はあまりに妊婦の体づくりについては強く言わないかもしれません。しかし自然分娩をしたい妊婦は精神的に強くなって欲しいので、自分で日々の運動を通して自分を強く持てる様にと、助産婦は妊婦さんに運動を推進し励ますのです。私は何でも思いたったら吉日です。すぐにhさんにメールしました。
すると、何だかまだぱくぱくゴロゴロしているという返事が返ってきました。私は彼女のお産は介助できません。実際直接介助は若い助産婦がするのです。ですからここで問題は、助産婦が二人で考えがちがうと、妊婦は混乱するかも知れないという事です。
しかし基本は自然でお産をすることは、妊婦の体力が決め手です。ですから、毎日毎日少しずつ、体を動かすことしかありません。それはまさにまるで動かなくなった手足を動かそうとリハビリをするのと同じです。
私は彼女にハッパをかけるつもりで「今から夫と一緒に、太郎坊宮に階段登りに行きます」と啖呵を切りました。
私は妊婦さんに「運動運動と言っても、自分でやらなくては」と言っています。自分もこの病になる前は、妊婦さんとよく太郎坊に登ったのですが、残念ながら半身不随となってその山も登れなくなり、今回は、はじめて太郎坊の山の階段にチャレンジしたのです。すごい自分でも太郎坊の階段に初チャレンジです。
手すりのある階段を10数段登っただけでしたが、そのチャレンジができたことは、hさんに頑張ってもらいたいという気持ちからです。これから、春になります。マイペースで頑張りたいです。勝ち運の神様に是非お参りする日が必ずくると思います。