車椅子からすべる

公開日: : 日々のこと

4月30日午後3時ごろ1日のリハビリを終わり、疲れたのでお部屋で一服していたのですが、ちょっと何かモノが落ちたのです。
そこで軽い気持ちで下に手を出し取ろうと思ったのですが、ぐるりと車椅子がまわり、自分は床の上の人になりました。特に体に大きな傷は無かったのですが、ただ仰向けになった体が動かないのです。ナースコールしようとも体が動きません。そこで大声で「看護婦さんー」と呼びました。すると、3人の介護士さんと看護婦さんが来てくれました。そこで私を抱えて車椅子に乗せてくれ、ベットに移ることが出来ました。

幸いながら大怪我はありませんでした。顔の顎あたりが痛かったので冷やしました。次の日顔を見ると顎の部分に青あざができていました。丁度マスクをしていたのでその傷もかくれました。

全て油断大敵ですね。少し自分に自信ができた時 事故が起こると言われます。よく車の運転も、少し慣れて来た時に事故を起こす人が多いと聞いていますがそれも本当なのかもしれません。

いやそれにしても、自分がまたまた「現実はこんな麻痺があり体が動かないのだ」と知ったのです。なんだか自分の頭の中は、自分の身体は健常であると勘違いしているようです。いやそれとも、まだ現実を受け入れていないのかもしれません。なかなか、自分が不自由になっても その現実を受け入れられないのが 現実なのかもしれません。いつになったら、その現実を受け入れることができるでしようか。いつも車椅子で自分で運転し、元気にお話しして、まるで障害の無いような自分です。なかなか 現実を受け入れるのは難しいのかもしれません。

>>助産師 朝比奈ドキュメンタリー01から読む

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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