姨捨山

公開日: : 日々のこと

食堂の前に座っている98歳の高齢の女性が先日退院しました。彼女は足の怪我でリハビリの為に入院して来たようです。自分が何故入院して来たのか、最初は理解できなかったようで、自分は 姨捨山に捨てられたように最初は思い「若いものが私を病院に入院させ、逃げるように帰った」と言っていました。そして、最初はリハビリに気が入らずにいましたが、段々リハビリの方々の指導に心を開き、毎日のリハビリに精を出すようになり、家族への苦情も少なくなりました。自宅訪問してしてもらってから、自分が帰宅できそうだと察して来たのでしょう、少しずつ表情が明るくなり、先日退院して行きました。「息子の顔も忘れた、嫁もほとんどあった記憶がない、孫の顔も見た事がない」と、なんだか悲しいことを言っていました。
これって、もしかして日本の家族なの知れません。
日本の家族制度が破壊され、核家族になり家族の絆が薄れ、まるで高齢者は姨捨山に捨てられかのようになってしまったのでしょうか?しかし、彼女のように息子が迎えに来てくれるのは、まだ良い方です。歩けるようになっても、子どもたちと離れており 帰るところもなく帰れない高齢者もいるのが現実です。日本の高齢化問題は、本当に深刻であると感じます。
若い時に、親は 家族の絆を大切にする事が大切であると、痛感しました。

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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