間違って電話

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいします。
元気に楽しくいきましょう。

私は、友人にお話ししたいことがあったのでスマホのSiriに友人の名前を言い、電話をかけてもらいました。すると同性の人へ間違って電話がかかってしまいまいました。彼女に申し訳ないと詫び「ところで何か変わったことがない？」と間違いついでにご家族のみなさんのご健康の安寧を伺いました。彼女は私の助産院で2人お産をしているのです。

彼女から「生きているとたいへんなことがあるんですね」という、ただならない言葉が返ってきたので「何かあったのですか？」と尋ねたところ「実は夫が昨年亡くなった」と言うのです。私は初めてご主人のことを伺いショックでびっくりしました。まだ若いと思います。「本当に、生きている時には色々なことがありますね」とついつい言ってしまいした。

私は昨年2月に脳卒中になり、もしかすると大変な事にだったかも、しかし今生かされていることの感謝をしている事など、私の身の上を話をして「実はあなたと同性の友人に、私の昨晩起こった転倒についてお話ししようと思ったの」と、電話をかけた理由を話したのです。
私は、リハビリも進み杖無しで歩くことが少しずつできるよになったのですが、夜トイレに行く時 左足首が急にフニャリとなり体の重心を失い そばにある手すりに捕まりやっとの思いで無事に用を済ますことができていました。しかし昨晩は違いました。手すりに捕まったのですが支えきれず階段を転倒したのです。そんな事をリハビリ専門の看護婦さんに相談しようとしたら、あなたに電話がつながったのです。

なぜか神様が、あなたとお話ししなさいと繋げてくれたのかもしれませんね。本当に思わないプレゼントだと思います。あなたの声を聞き、もう悲しみから希望の声に移っていましたね。私も転倒し精神的に愕然としましたが、あなたが悲しみの淵から立ち上がった声を聴き、勇気を抱きました。人生はいろいろあり、苦しいこともたくさんあるのですね。たくさん苦労をすることが、人間できてくるそうです。死ぬまで学びたくさんの苦労を背負いつつ歩くことが大切かも、生きていくうちすべて苦労は楽しみになるのかも、そんな人生を歩んで欲しいです。

あなたのお産の時に私がご主人宛に書いたお手紙を探し、ご主人と共に病床で読んだこと。伺い感動した。あなたはお子さんを出産した時の幸せな気持ちに帰ったかもしれません。
人生は何も無駄なことはないのですね。本当に今日の間違い電話ありがとうです。
あなたが子どもたちと楽しく生きて欲しいです。必ずあなたの上にたくさんの幸せが待っているでしょう。またお時間ができたら、お会いしましょう。皆さんのご健康をお祈りしています。