これからの母子保健を考える

公開日: : 日々のこと

現在世界ではコロナ、コロナで大変です。そうして、日本政府のコロナ対策が国民へ後手後手となっている現状、国民は大変不安に思っている方々もいらつしゃるのではないでしょうか?

私は自分なりにどうしてこのようになったのか考えて見ました。日本は戦後経済的に貧しく、感染症も多く伝染病対策には公衆衛生に力を入れていたのではないでしょうか?
また、公衆衛生医学を重要視してきたと思うのです。医学教育及び国民への公衆衛生に対する啓蒙はどうであったでしょうか?
私は45年前、東京の国立公衆衛生院で1年学んだものです。そこには全国から公衆衛生を学びにやってきた、いろいろな職種の人達の集まりで、ここで学び全国に公衆衛生の分野で活躍したと思います。
平成14年(2002年)国立保健医療院に併合され国立公衆衛生院は無くなったのです。
私は、どうして無くなっなのか分かりません。
公衆衛生という国民にとって大切な、教育、研究し、啓蒙する人々の機関がなくなったのは大変残念です。それは政府が、公衆衛生という地道で大切な学問をないがしろにしたということでないでしょうか?
少し経済的に裕福になったからか?良い抗生物質が沢山できたからか?
分かりません。今回コロナ対策をみと、自ずと、諸外国の国力、思想が出てきた感があります。
国民の健康を守ることは、地道な教育、研究が必要になってくると思います。

次に母子保健についてです。
家族形態が変わり、子産み・子育てが大変な時になっています。
我が国で子育て支援の為、産後ケアにのみ、目が向いて予算をたてているようです。子育てはまず妊娠、出産、産後と継続するのです。
ただ、産後支援のみに目を当てるのでは無く、まず継続くケアができる開業助産師の教育が大切だと思います。
日本は母子保健の担い手として、地域の産婆の働きがありました。戦後開業助産師の教育でなく、病院勤務助産師の教育がなされてきました。しかし欧米先進国は開業助産師の教育として、早くから、ダイレクトエントリーの教育がなされ、3〜4年間行われています。日本の助産師は看護の教育3年間の上 たった1年の助産師の教育です。これでは、開業助産師の実力がつきません。
母子保健の専門家の助産師教育改革を速急に進めることが大切だと思います。

国民の健康を守るのは矢張り先を見て、教育が1番大切ではないでしょうか?

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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