信念

公開日: : 日々のこと

実は前回のブログ、フィンランドからのzoomでまだみなさんに言い忘れたことに気がつきました。

フィンランド人のご主人は信念の人でした。
彼は自分達のお産は子供にとって何がストレスが少ないか常に考えたようです。
そうしてそれは自然なお産しかないと思ったようです。そうして、
自然に産みました。私は彼に「どうしてそんなに自然の出産期こだわるのですか?」と聞きました。
彼は「私は決して帝王切開で赤ちゃんを産んでもらいたくないと思っていたのです。」
私は「何故?」と言いました。
彼は「帝王切開で産む事は赤ちゃんがお母さんから免疫物質も頂けないし、腸内フローラももらえないのでます。つまり赤ちゃんはお母さんの産道を通ってくるから、お母さんの免疫や、腸内フローラをつけてくるのです。つまりこれがお母さんの赤ちゃんへの最初のプレゼントなのです。だから決して帝王切開にしてもらいたくなかったので、妊娠中がんばりました。」
そうです。自然の摂理はすごいですね。
お産は素晴らしい自然で生理なのです。
どうしても、少しちょっと心音が悪いかな?いやちょっと出血が多いなとおもつたら病気になって、帝王切開が待っています。
Tさんはもっともっと子供の将来を見たら帝王切開は嫌だと思ったようです。もし帝王切開で赤ちゃんが生まれたら大切な腸内フローラはお母さんのでなく、周りの医師、助産師、看護師たちの腸内フローラになると言うのです。
私は彼のお産に対する学びには脱帽でした。
日本はあまりにも帝王切開が多すぎます。
あまりにも赤ちゃんの将来を考えなさすぎです。
彼らのように信念が大切ですね。お産を支える産婆も真剣勝負でお産と対峙する事を彼らのお産から学びました。
一つ一つとお産から真理が見えてきます。私は彼らのお産を通して素晴らしいものをいただきました。

そうして今半身麻痺になって、彼らの素晴らしい信念を反芻しています。
そうして彼らが教えてくれた決して諦めない、生き方に感動して日々のリハビリーを頑張ってきます。

「生きる事は希望を持って、諦めない事」
「私は産婆でよかった」私のポケットには多くの妊婦さんやそのご主人から教わった事柄がたくさん入っています。
そうです。「希望を持って楽しく頑張ります。それが生きる事だから」

感謝感謝です。
彼等は北海道に移住しました。これからその地は寒い冬を迎えるですね。どうかご主人が作ったサウナで体を温めて冬お過ごしください。皆さんのご多幸をお祈りします。

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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