80歳を迎えました

私は、80歳を迎えました。
よく昔の方はなかなか九の坂を超えるのが大変難しいと聞いたことがあります。
そうです。わたくしは69歳の時一回目の脳卒中そうして2回目の脳卒中を77歳の時に発症しました。そうして3年経ち80歳にめでたく迎えることができ、本当に嬉しいです。まさかこんなに長生きできるとは思いませんでした。心から感謝です。
今日は午前ジムへ行き歩行訓練とマシーンで筋トレです。しかし助産師の後輩が「共同助産所 お産子の家」で赤ちゃんと一緒にお母さんとお昼のお食事会があるので、そこで助産師達がお誕生のお祝いをするから参加してください。と言ってくださっていたので、午前中は夫と近くのジムに行き２時間ばかり頑張りました。そうして午後1時近く夫の軽トラでお産子の家に送ってもらいました。そこでは若いお母さん方が10人以上赤ちゃんと共にお昼を食べにきており私もそこでお昼をご馳走になりました。久しぶりに助産師さん達と、お母さんにお会いでき大変嬉しかったです。ここで2人のお母さんにお会いしました。
一人目は妊娠中毒症が強く帝王切開になったそうですが、今回は普通分娩にしたいそうで私とお話をしました。彼女のご主人は障害者で車椅子を使って会社勤務しているそうです。そうして、赤ちゃんを育てていて、こんどはVBAC(普通分娩にチャレンジ)する予定だそうです。私は大変嬉しかったです。つまりどんな困難でも諦めず普通分娩にチャレンジするその姿が大変嬉しかったです。私は今まで妊婦さんに「人事を尽くして天命を待つ」と言ってきました。お産で自分が何を選ぶか？それは「産み方は生き方」なのです。私は彼女にお会いできたことが、大変嬉しかったです。そうして、彼女の心のサポートをしたいという気持ちになりました。どうか頑張ってください。「成せばなる為さねばならぬ何事も」ですよね。
もう一人のお母さんにお会いした事もお話ししましょう。
その方はお産子の家で1ヶ月前、自然なお産をなさった方です。一人目のお産をクリニックでお産して、陣痛中ご主人と二人でほっとかれて、やっと吸引分娩で産んだそうです。そうして赤ちゃんのおっぱいのやり方も教えてもらえず母乳をやることが苦痛だったそうです。そうして赤ちゃんが可愛くなかったそうです。そうしてもう二人目の赤ちゃんを産むのを諦めていたそうです。しかしたまたま私が昔お産塾を開いていたのに参加して、その後赤ちゃんが恵まれ、自然なお産を経験したら、あまりにも前のお産と違い、今度は赤ちゃんが可愛くて可愛くてという感情が出てきたそうです。すると、上の子供も可愛く感じる様になったと言っていました。そうして、赤ちゃんを産んだ直後もう一人赤ちゃんが欲しいと思ったと率直なお話を聞かしてくれました。本当に「お母さんが幸せなお産をすると、こんな気持ちになることを産婆は知っているのです。

私は今脳卒中を発症して、今こそ沢山のことを学びましたし、お母さんの心も少しずつ理解もできてきた感じがします。
「まだ私により良いお仕事をしなさい」と言っている方がおられるのかもしれません。本当に幸せ者です。
又助産師の後輩達本当にありがとう、大変美味しいお昼を頂きました。またシフォンケーキプチケーキみんな心が入っていました。又真紅のバラも。私は本当に幸せ者です。感謝です。まだ頑張ります。宜しく。