通所リハビリでお会いした方

公開日: : 日々のこと

先日通所リハビリのお部屋で私より2か月くらい先に退院した方にお会いしました。彼女も脳出血でした。その上 開頭の手術を行い、日々のリハビリを頑張り ちゃんと歩行して退院した方です。年齢は60代半ばの方です。私よりひとまわりもお若い方です。私が入院中時々いろいろアドバイスをいただいた先輩でした。

彼女にお会いし、大変懐かしくお話が弾みました。彼女は「実は2か月間ブルーで どっぷりとドツボにハマっていたがやっと浮かび上がってきた」という心の変化を自ら話してくれました。
何とこの方も退院してブルーになり大変だったのかと知りました。私は「実は私も何故だかわからないが、元気がなくリハビリの自主練する気がなく、自己の心のコントロールが効かないのだ」と、正直に訴えました。私は、先に退院した先輩も同じ様な心持ちであることに少し安堵したのです。

私の友人の元ケアマネの人が言いました。
「病院の中では全て 障害を持った仲間だったが、家に帰ったら不自由のことだらけ。自分が障害者であることを認めざるを得ないのに気付くのでしょう。それが苦しいのかも」と分析してくれました。私は退院は憧れであり、退院後にまさかこんな心の変化があるとは思いませんでした。

家に帰る事により、何となくブルーになる人は結構いるのではないでしょうか?お産後、マタニティブルーがあり若いお母さんは何故自分がブルーになったのかわからず、悩んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お産後はホルモンのバランスが崩れ、ブルーになる人もいらっしゃると聞きます。
妊婦さんが 助産婦や医師にマタニティブルーについてあらかじめ聞いていると、妊婦さんは自分の心理的不安を受け入れる体制が出来ており、あまり苦しむことをしなくて済むかも知れません。

しかし、リハビリ後の不安な心理について誰からも予め情報が無いと、自分1人で悩む事があるのではないでしょうか?
できればリハビリを受けた患者へ、退院前に退院した後の心理的不安など少しオリエンテーションしておいてくれると大変嬉しいです。

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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