秋晴れの記念日

世のコロナ コロナの最中、国はGO TO EATとかいってどこかでお食事をと勧めています。
我が家も丁度夫の誕生日にあやかって、あるホテルでのランチ予約をとりました。
丁度娘もお仕事がお休み。午前11時から1時間日帰り温泉に行き、温泉に入った後ホテルに向かいました。予約は午後1時30分からです。到着は定刻、間に合いました。

ホテルに到着し、車椅子を借り37階のレストランにエレベーターで一気に行き レストランに到着。なんとレストラン前で今日の予約客がズラリと並んで20〜30人おりました。私は、初めてのこのような人混みにビックリしながら、トイレに車椅子を押してもらい避けました。トイレから出たら、あんなにいたお客はほとんど席に案内されて、一人も居なかった。

普段はビュッフェスタイルですがコロナのこともあり、自由にお食事を選ぶので無く、ほとんどがお皿にご馳走が盛ってあり それを自分のテーブルまで持ってくるのです。私は車椅子のままテーブルに座り、娘が小さいお皿に小分けしたご馳走をはこんできてくれました。病気になる前、結構夫はここの37階からの琵琶湖の眺めを好んでいたので 機会ある時にはここに来ました。お食事はさることながら、景色が素晴らしい御馳走です。
今日も秋晴れの素晴らしいお天気、初めて車椅子でレストランデビュー。
夫が押してくれました。また障害者用のトイレにも入りました。全てが経験です。少しずつ、社会の中に入れることが嬉しいです。

夫の誕生祝いと、私の退院祝いを重ねた祝いの日と解釈し、ありがたい一日になりました。
やはり人生には、記念すべき日を作って祝うのは大切ですね。退院祝いとは私が密かに考えた事です。

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