必ずうまくいく

公開日: : 日々のこと

今日は2月15日です。
私が脳卒中に発症して2年を迎えました。
早いものです。発症当時はこれからどうなるか不安で一杯だったことは正直な話しです。しかしその不安もお陰様で、夫や友人の愛により、希望になり、毎日がありました。人は大きな挫折に向かった時、どの様な姿勢を取るかが大切でしょう。

私は産婆です。
お産の時、新しい命を生み出すのです。その時、妊婦はもしかして、自分の命、或いは自分の子の命に何かあったり、もしかして障害があったりするかもしれない時、母としてどんな気持ちでいるか?
そんな時に母はどんな心構えが必要か、私はこれから母になる妊婦さんに「これから生まれる赤ちゃんや自分に何かあっても、必ずうまくいくから心配しない事が大切だと思います」と、私なりの考えをよく言いました。
そうです。お腹の赤ちゃんが残念ながら胎内で亡くなった赤ちゃん、またはお腹の赤ちゃんが奇形で亡くなってしまった時、母はどんなに悲しみに浸るでしょう。これは自分ではどうする事もできません。しかし私は、必ず、すべてうまくいくと信じて、母に大丈夫と言ってきました。そうそれは、どんなに辛い事があっても、必ず、よい事が待っていることを体験してきたから確信を言えるのかもしれないです。

そうです。私は脳卒中になり不幸のどん底に落ちた様でしたが、今私は脳卒中になり幸せです。と言えます。勿論自分の体は麻痺した筋肉がふにゃふにゃです。しかしこの歳になり、赤ちゃんに戻され、原点から赤ちゃんと同じ様に歩行を開始しており、赤ちゃんから学ぶ事が大切であることに気づかされました。つまり赤ちゃんの脳、行動は素晴らしいものだと発見があったのです。私は赤ちゃんでいえば、ちょうど1歳くらいかも知れません、いやまだ、ハイハイができないのですから生後6ヶ月頃かもしれません。なんだか赤ちゃんに会うと、赤ちゃんは私より先を行っているなあーと思ったりしています。つまり赤ちゃんが手本だと言うことです。
本当にこの病気になってそう発想の転換ができたのは何か人生って死ぬまで学びとい気持ちでいっぱいです。

「そう必ずうまくいく、希望持って、日々筋トレに頑張るそんな2年目を迎えました。周りのすべの人々に感謝です。赤ちゃんを手本に頑張ります。」

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