韓国の助産師さん来日

公開日: : 日々のこと

10月28日、韓国から助産師の会長さんのほか若い助産師さんたち6名の方が私たちの若い助産師が東近江市でグループ開業している 「お産子の家」に見学してくれました。
お産子の家では自然お産をしたい女性たちが、自宅や、お産子の家で自然お産を希望する方のためにグループで立ち上げました。3年ほど経ちますが少しずつ自然のお産についてだんだん女性たちが理解して来ているようで、少しずつお産も増えつつあります。日本は多くの女性が簡単に痛みがなく、自分の仕事の都合に合わせて計画的に陣痛をつけて、無痛でお産をしたいという女性が増えつつあります。私は助産師学校を卒業したのが1966年(昭和41年]です。そうして54年助産師を続けております。もちろん無痛分娩も経験して来ました。それがちょうど私が25歳くらいの若いときでした。当時若い女性たちは無痛という言葉に魅せられ病院を訪れるのですが、残念ながら女性の満足は得られず「詐欺分娩だ」と大声を上げる女性もおりました。
そうです、女性は自分のお産をもっともっと学ぶことが大切です。お産にはっきり言って無痛はありません。手術をするには無痛にするのですが、お産で無痛はありません。少し痛みを和らげる和痛と言ったお産はあります。しかしもっと、自分のお産を学んで欲しいです。
ちょっと韓国からの助産師訪問のことから話がちょっと離れました。なぜ彼女らは小さい「お産子の家」に見学に来たのでしょうか?韓国も少子化が急速に進んでいるのです。そうして、助産師学校は無く、病院で1年間学んで国家試験がありそれに合格したら、助産師なれるそうです。
 日本も看護教育の上にたった1年間の助産師学校です。たった1年では助産師が開業するほどのスキルはないのです。しかし私が見学した、カナダ、ニュージーランド、ドイツなどでは助産師大学、専門学校4年、3年の助産師大学です。「ダイレクトエントリー」と言われております。つまり日本は西欧諸国と比較すると、助産師教育は非常にレベルが低いと言えます。
助産師教育のレベルの低さが問題になると思います。それは国民の出産に対して真剣なサポートが必要であることを真剣に政治が考えてこなかったのではないでしょうか?
またお産は西欧諸国は無料です。
この問題を即急に解決することが少子化の打開策になると言えます。
韓国の助産師の方々と、久しぶりに韓国語でお話しできたことはとっても楽しく一晩寝て起きたらなんか旅行に行って来たみたいな感覚になったのはどうしてでしょうか?脳の活性化になったのかもしれません。もっともっと外国語を学びましょう。

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  • 現在、朝比奈は左半身が不自由なので直接お産には関われません。夫が緑町診療所の1床で自然分娩をやっています。ここでは若い助産婦がお産をやっています。妊婦健診時には、朝比奈も若い助産婦と一緒に お話をさせてもらっています。実は半身不随になり、一度はお仕事を断念しようと思いました。おかげさまで生かされたので「まだ私のやらなくてはならないことがあるのでは」と思いなおしました。今のところ言葉には何の支障もありません。お仕事を少しでも違う形で続けられれば嬉しいと思っております。

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